日本航空(JAL/JL、9201)傘下のJALUX(ジャルックス)は、9月17日に羽田空港で開かれる「空の日」フェスティバルで、JALグッズを販売する。ボーイング777-300型機に搭載予定だった「クラスJ」シートや、787就航10周年記念アイテム、客室乗務員が特産品を使うレシピを考えたスイーツ「JAL Sweets Box(JALスイーツボックス)」などを販売する。
クラスJシートは2席1セットで税込70万円。販売数は先着1人で、非売品のJALのモデルプレーンをプレゼントする。
777-300は、当初計画ではクラスJシートを積み換えて当面運航予定だったが、日米で起きたエンジントラブルなどの影響により退役が前倒しとなり、2021年3月末で全機が退役。搭載予定だったシートが余剰になった。同年11月30日に14セットを販売したが、1セット70万円と高額にもかかわらず6時間で即日完売した。
787の就航10周年記念アイテムは新商品を扱う。JAL機のモデルプレーンも販売し、購入者にはポストカード20枚入りを付ける。
スイーツボックスは、福岡県産あまおう苺ガレット、神奈川県小田原みかんミルフィーユ・レモンミルフィーユ、愛知県産ほうじ茶ミルフィーユ、京都宇治抹茶バタークリームの丹波黒豆サンドを販売する。
場所は羽田第1ターミナル6階「シリウス」で、時間は午前10時から午後4時まで。
関連リンク
日本航空
777-300
・【独自】JAL、最後の国内線777-300離日 ワンワールドJA752Jが米国へ、500席機消える(22年8月30日)
・JALのクラスJ新品シート、6時間で完売 70周年で777-300未使用品放出(21年12月1日)
737-800に搭載
・JAL、737用新クラスJシート公開 USB電源新設(20年10月26日)
クラスJ
・小糸製航空機シート問題、10年で換装完了 試験結果改ざんや納入遅延(21年8月30日)