ボーイングは現地時間8月29日、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)を中核とするルフトハンザ・グループに787-9型機の同社向け初号機(登録記号D-ABPA)を引き渡したと発表した。ドイツ国内での慣熟後に国際線へ投入する。
ルフトハンザ・グループは787-9を32機を確定発注済み。初号機は29日に、LH9921便として米ワシントン州シアトル近郊のエバレットを出発し、独フランクフルトへ向かった。
初号機は「Berlin」と命名。フランクフルト着後はルフトハンザの整備工場で客室の改装を施し、ドイツ国内線で慣熟飛行する。長距離国際線への投入初便はトロント行きを予定している。
関連リンク
Lufthansa Group
Boeing
ボーイング・ジャパン
・ルフトハンザ、777X貨物機7機発注 787-9と777Fも追加(22年5月10日)
・ルフトハンザ、A350-900と787-9追加発注 787は未納入機買い付け(21年5月4日)
・ルフトハンザ、787-9導入へ 20年に初号機、A380置き換え(19年3月14日)