日本航空(JAL/JL、9201)は8月23日、国内線ファーストクラスを羽田-広島、鹿児島の2路線に拡大すると発表した。冬ダイヤ初日の10月30日からで、いずれもボーイング767-300ER型機を使用する。
広島線と鹿児島線に投入する767のファーストクラスは、1便当たり5席。ゆったりとしたシートで、出発時間帯に合わせて朝食、昼食、夕食を提供する。羽田発便では、最上級ラウンジ「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を利用できる。
広島線の対象便は、羽田発がJL253、259、261、265、267便、広島発がJL254、258、260、266便。鹿児島線は、羽田発JL643、645、649、655便、鹿児島発はJL644、646、650便となる。いずれも対象便のスケジュールは冬ダイヤ最終日の2023年3月25日まで。
JALの国内線ファーストクラスは2007年12月1日にサービス開始。2004年6月に導入したクラスJの上位にあたる国内線最上級クラスで、羽田-伊丹線などの幹線からスタートした。現在は羽田発着が伊丹のほか札幌(新千歳)、福岡、那覇、石垣(期間限定)の5路線と、伊丹-那覇線の計6路線に設定しており、広島と鹿児島を加えると最大8路線に拡大する。
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日本航空
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