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全日本空輸（ANA/NH）は8月22日、自社の予約サイトにANAグループLCCのピーチ・アビエーション（APJ/MM）の運航便を表示すると発表した。10月上旬から、ピーチの国内線全便をANAのサイトで検索できるようにし、グループの連携を強化する。一方、成田－新千歳（札幌）線などピーチが運航する5路線で実施しているコードシェア（共同運航）は休止する。
ピーチの国内線を表示するANA予約サイトのイメージ。左はモバイル、右はパソコン版（両社の資料から）
ANAの予約サイトにピーチの運航便を表示しグループの連携強化を図るANAとピーチ＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAのウェブサイトにピーチの国内線を表示する。空席や運賃の確認、予約はピーチのサイトで受け付ける。10月上旬をめどにスタートし、開始日は決定後に発表する。ANAによると、フルサービス航空会社（FSC）が自社便とLCCのスケジュールを一括表示するのは初めてだという。
一方、ピーチの運航便にANA便名を付与していたコードシェアは、冬ダイヤ期初の10月30日以降は休止する。両社のコードシェアは2021年8月27日に開始し、成田発着が札幌線（1日3往復）、福岡線（2往復）、那覇線（2往復）の3路線、中部発着が札幌線（2往復）と那覇線（1往復）の計5路線を対象としていた。
関連リンク
全日本空輸
ピーチ・アビエーション
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