ボーイングは現地時間9月4日、フェデックスの航空貨物子会社フェデックス・エクスプレス(FDX)に767-300F型貨物機の同社向け初号機を引き渡したと発表した。
旧マクドネル・ダグラスDC-10から改修したMD-10や、MD-11F貨物機を置き換える。767-300Fでは、既存機と比べて燃費が30%改善され、運航コストを20%抑えられるとしている。
767-300Fの有償搭載量(ペイロード)は最大52.7トン。FDXが運航するボーイング757型機とスペアパーツやフライトシミュレーターなどを共用化できるため、コスト削減が行える。
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