シンガポール航空(SIA/SQ)は7月後半から、日本路線を順次増便する。シンガポール発着の羽田・成田の2路線が対象で、いずれも1日1往復(週7往復)ずつに増便となる。また冬ダイヤが始まる10月30日からは羽田・関西の2路線のうち運休便も復便。冬ダイヤ期初の日本5路線の便数は週48往復となり、新型コロナ前の62%に回復する見通し。
現在週4往復のシンガポール-成田線(SQ638/SQ637)は、現地時間7月25日から1日1往復のデイリーに増便する。成田経由のシンガポール-ロサンゼルス線(SQ12/SQ11)は、冬ダイヤ最終日の2023年3月25日まで1日1往復を継続し、成田線は1日2往復(週14往復)を運航する。
シンガポール-羽田線は現在、羽田を夜に着発するSQ634/SQ635便を週3往復運航している。同便は7月24日から1日1往復に増便。冬ダイヤ期初の10月30日からは、午前中に着発するSQ636/SQ631を1日1往復で復便し、羽田線は1日2往復となる。
シンガポール-関西線は、関空を夜に着発するSQ622/SQ623を冬ダイヤ最終日まで1日1往復を継続する。冬ダイヤ期初からは午前中に着発するSQ618/SQ619便を1日1往復で復便し、関西線は1日2往復となる。
シンガポール-中部線(SQ672/SQ671)は、冬ダイヤ最終日まで週3往復を継続。週2往復のシンガポール-福岡線(SQ656/SQ655)は、冬ダイヤ期初から週3往復に増便する。
このほか8路線あるインド路線は、冬ダイヤ期初でコロナ前の水準に戻す。また12月までにシンガポール-ロサンゼルスとパリ線の直行便を増便し、バンクーバー線も継続する。系列LCCのスクート(TGW/TR)を含めたシンガポール航空グループは、12月以降に座席供給量を示すASK(有効座席キロ)をコロナ前の81%までに回復させる見込み。
関連リンク
シンガポール航空
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