エアライン, ボーイング, 機体 — 2022年6月30日 11:10 JST

ニュージーランド航空、世界初エコノミー3段ベッド 新ビジネスクラスは眠り重視

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は現地時間6月29日、眠りを重視した新ビジネスクラス「ビジネス・プレミア・ラックス」を2024年に導入すると発表した。エコノミークラスには3段ベッド「スカイネスト」を世界で初めて備える。超長距離路線などに投入するボーイング787-9型機に導入し、機内での快適性向上を図る。

ニュージーランド航空が787-9に導入する新ビジネスクラス「ビジネス・プレミア・ラックス」(同社提供)

 ビジネス・プレミア・ラックスは、完全密閉型のドアと2人で食事できるスペースを備える。同社によると「究極のゆとりとプライバシーを追求した」という。

 超長距離路線に導入するスカイネストは、「スリープ・ポッド」と呼ぶベッドを6台収納。2020年にコンセプトを発表済みのもので、手足を伸ばした状態で利用できる。

 同社はこれまでに、エコノミークラスの横一列が平らなソファになるシート「スカイカウチ」を開発するなど、多様なシートを提供している。

ニュージーランド航空が787-9に導入する新ビジネスクラス「ビジネス・プレミア・ラックス」(同社提供)

ニュージーランド航空が787-9に導入するエコノミークラスの「スカイネスト」(同社提供)

ニュージーランド航空のエコノミークラス「スカイネスト」のモックアップ(左)と設置イメージ(同社提供)

関連リンク
ニュージーランド航空

ニュージーランド航空、成田7月増便 週3往復に、入国制限撤廃で(22年5月9日)
ニュージーランド航空、エコノミー寝室「スカイネスト」 ベッドや寝具、21年導入判断(20年2月26日)
ニュージーランド航空、“食べられる”カップでコーヒー 廃棄物削減へ(19年12月6日)