日本航空(JAL/JL、9201)は、6月30日に運航を再開する羽田-ソウル(金浦)線のエコノミークラスで、手軽に食べられるカフェスタイルの新しい機内食「SKY DELI by JAL」の提供を始める。第1弾として「DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)」の定番メニュー「ドーナツサンド」を用意する。
SKY DELI は「短時間のフライトでは手軽に食べられて、おいしい機内食がいい」という利用者の声に応えたという。従来のトレーによる提供から、コンパクトな大きさのペーパーバッグに包んだ軽食を手渡す方式に改める。
第1弾となるDEAN & DELUCAのメニューは、羽田発は「ピーカンナッツベーコンポテト・ドーナツサンド」と、カルビーが国内の空港限定で販売している北海道産ジャガイモを使ったポテトチップス「POTATO For You チーズ味」を提供。金浦発は「マーマレードフライドチキン・ドーナツサンド 」と「POTATO For You ブラックペッパー味」を用意する。
DEAN & DELUCAは、1977年に米ニューヨークでオープンした「食のセレクトショップ」。デリ(総菜)やチーズなどのほか、スイーツ類も取り扱う。日本ではウェルカム(東京・渋谷区)が展開している。JALとDEAN & DELUCAとのコラボレーションは、2019年12月1日から2020年2月29日までのメニューに続いて2回目となる。
また、紙包装の採用により、従来の機内食と比べてプラスチック容器の削減に加え、食器や包装を約95%軽量化し、コロナ前の2019年度比で年間CO2(二酸化炭素)排出量を約70トン削減するという。
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日本航空
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