佐賀県は6月20日、全日本空輸(ANA/NH)グループの社員で結成するバンド「ANAチーム羽田オーケストラ」を「SAGĀNA交流大使」に委嘱した。県とANAの連携企画「SAGĀNA Project(サッガーナプロジェクト)」の一環で、県のPR活動を担う。
佐賀県が管理する佐賀空港には、1998年7月28日の開港当時からANAが就航している。同プロジェクトは開港22周年を迎えた2020年7月28日に発足。プロジェクト名は「SAGA」と「ANA」を組み合わせた造語で、タガログ語で「豊かな」を意味する「SAGĀNA」と名付けた。交流大使への委嘱は、同プロジェクトの第17弾として企画された。
羽田空港第2ターミナルにある、国際線の到着客用ラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」で開催された委嘱状交付式には山口祥義知事と、バンドの代表を務める崔竜(チェ・ヨン)さんらが参加。山口知事が崔さんに委嘱状を手渡した後、ファーストミッションとして「佐賀空港のPR活動」「佐賀ファンを増やすためのウェルカムムービーの制作」の2つを依頼した。
「ANAチーム羽田オーケストラ」は「音楽に翼を」をキーワードに、ANAグループの社員やパイロット、客室乗務員、整備士などで構成するバンドで、2011年7月に結成。今年で11年目を迎える。2011年に発生した東日本大震災の復興祈念として羽田空港で演奏したことをきっかけに結成した。
オーケストラはこれまで、2020年のクリスマスに県庁でのコンサートや、2021年8月に武雄市で発生した豪雨による浸水からの復興支援など、県内で演奏を披露。県は佐賀空港の利用促進に力を入れているほか、ANAグループ社員11人を県や県内の自治体で受け入れていることなど両者の関係が深いことから、PR活動をオーケストラに委嘱することにしたという。
関連リンク
佐賀県
全日本空輸
九州佐賀国際空港(佐賀県)
佐賀空港(佐賀ターミナルビル)
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【お知らせ】
上から4段目、「ANAチーム羽田オーケストラ」のキーワードを、「音楽に翼を」に更新しました。(22年6月21日 12:48 JST)
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