牛肉のやわらかさとうまみを追求して、空飛ぶ牛丼が復活──。日本航空(JAL、9201)は、欧米路線で昨年好評だった「エア吉野家(AIR吉野家)」を、成田発の欧米路線で再登場させる。プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスが対象で、提供期間は9月1日から11月30日まで。
エア吉野家は昨年3月から5月末まで日本出発の欧米路線で提供した機内食。昨年9月からは、吉野家が店舗展開を行っているロサンゼルスから成田へ向かう便で、限定復活させていた。日本出発便での復活は今回が初めて。
エアシリーズは従来の機内食で提供されなかったものを取り上げるシリーズで、昨年のエア吉野家は第3弾だった。今回はシリーズ第10弾として、吉野家がこだわる牛丼に最適な牛肉を採用。赤みと脂肪のバランスが良く、やわらかさとうまみが秀でた牛肉だという。昨年同様、地上と比べて乾燥している機内環境を考慮し、つゆを少し多めにした“つゆだく”で提供する。
牛肉のほか、ご飯や玉ねぎ、たれ、紅しょうがも、牛丼に適したものを選定。唐辛子や紅しょうがは店舗と同じものを採用した。
ご飯と牛丼の具は分けて提供し、乗客が食べる前に自分で具材をご飯の上にのせることで、地上と同じ状態の牛丼が食べられる。
提供路線は、成田発ロサンゼルス、サンディエゴ、シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、パリ、ヘルシンキ線で計9路線。
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