ボーイングは、米空軍の攻撃機A-10「サンダーボルトII」の新主翼セットを初納入した。2019年8月に契約したもので、50セット供給する。
新主翼セットはユタ州のヒル空軍基地へ5月はじめに到着。外翼アセンブリー、中央翼アセンブリー、コントロールサーフェース、胴体結合キットで構成され、新主翼は耐久性や効率性、整備性が向上し、飛行寿命を1万時間に延ばす。ボーイングは韓国航空宇宙産業(KAI)など主翼サプライヤーとともに供給する。
ボーイングは以前の契約で173機分の強化型主翼を納入。今回は契約から1年以内に工具を復活させ、新主翼セットを製造している。
関連リンク
U.S. Air Force
Boeing
ボーイング・ジャパン
米空軍
・次期ステルス爆撃機B-21、ロールアウトは今年後半 初飛行は23年(22年5月28日)
・軽戦闘機型も視野 特集・次世代練習機T-7A「レッドホーク」の現在地(22年5月20日)
・F-16、電子戦システム近代化 ノースロップ・グラマンがIVEWS開発(022年5月4日)
・米空軍、E-3後継機にE-7 27年度に試作機受領(22年4月29日)
・F-15EX、コックピットは大画面採用 空自にも能力向上提案(20年7月19日)