イタリアの国営航空会社ITAエアウェイズ(ITY/AZ)が導入を予定する、エアバスA350-900型機(テストレジF-WZFT、予定登録記号EI-IFB)が初飛行した。今夏から羽田を含む長距離路線への投入を計画し、6月に受領する見込み。
現地時間4月20日に、エアバスの本社がある仏トゥールーズ上空を飛行した。同機には青い新塗装を施した。
ITAエアウェイズは経営破綻したアリタリア-イタリア航空(AZA/AZ)に代わる航空会社で、イタリアの経済開発省が100%出資し2020年11月に設立。2021年10月15日に就航した。
現地時間6月1日にはローマ-羽田線の開設を予定。当初は週5往復で、8月からは1日1往復のデイリーに増便する。長距離路線は羽田のほか、ロサンゼルスやブエノスアイレス、サンパウロの各線を計画している。
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ITAエアウェイズ
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