日本航空(JAL/JL、9201)は3月30日、一部路線を除く6月から7月末までの国際線運航計画を発表した。羽田-ニューヨーク線や成田-シンガポール線など、北米や東南アジアを中心に増便するほか、ホノルル路線も便数を増やす。
計画する60路線のうち、今回対象となるのは6月が34路線、7月が32路線。中国本土などの東アジア路線と欧州線は調整中で、後日発表する。
北米・ホノルル
北米方面は、羽田-ニューヨーク線など5路線を増便。1日2往復の羽田-ニューヨーク線は、運航中のJL6/5便を現在の週6往復から1日1往復(週7往復)に増便する。もう1往復のJL4/3便は運休を継続する。
週4往復の成田-ボストン線は週5往復に、週4往復ずつの成田-サンフランシスコ線と成田-シアトル線、週3往復の羽田-ロサンゼルス線は、それぞれ1日1往復に増便する。
週3往復の成田-バンクーバー線は週4往復に増便する。
ハワイ路線は、週6往復の成田-ホノルル線を一部日程を除き1日1往復に増便。1日2往復の羽田-ホノルル線のうち、週3往復運航中のJL74/73便を7月から1日1往復に増便する。運休中のJL72/71便は、7月15日から31日まで9往復のみ運航する。
関西-ホノルル線は7月末まで運休するものの、7月15日から31日まで臨時便を3往復運航する。
東南アジア・豪州
東南アジア路線は、1日2往復の羽田-シンガポール線のうち週3往復運航中のJL37/36便を週5往復に増便。JL35/38便は引き続き運休する。週4往復の成田-シンガポール線は、1日1往復に増便する。
週3往復の成田-クアラルンプール線は週4往復に増便。1日2往復の成田-ジャカルタ線のうち、週5往復運航するJL729/720便を1日1往復に増便する。もう1往復のJL725/726便のうち、週3便運航する現地発のJL726便を6月のみ週4便に増便。成田発JL725便は週3便を継続する。
1日2往復運航する羽田-バンコク線のうち、現在は羽田発のみ週1便運航しているJL33/32便を、7月からは週2往復に増便。JL31/34便は1日1往復を継続する。現在は現地発のみ運航している関西-バンコク線は、7月は関空発も再開。週1往復運航する(関連記事)。
また運休中の羽田-マニラ線を週1往復で再開。月曜のみ運航する。週5往復ずつ運航する羽田-ホーチミンと成田-ホーチミンの2路線は、7月から1日1往復ずつに増便する。
豪州線は、週3往復の羽田-シドニー線を7月から週4往復に増便。成田-メルボルン線は6月末まで運休し、需要動向に応じ臨時便を検討する。7月分は未発表。
このほか、5月分で唯一未発表となっていた羽田-ソウル(金浦)線は、5月末までの運休が決まった。
関連リンク
日本航空
・JAL、日本発ベトナム行き再開へ 成田-ハノイ1日1往復に、5月末までの国際線(22年2月24日)
・JAL、シアトル経由で成田-パリ貨物便 旅客便は羽田-ロンドンとヘルシンキ(22年3月24日)
・JAL、日本発ベトナム行き再開へ 成田-ハノイ1日1往復に、5月末までの国際線(22年2月24日)
・JAL、羽田-ニューヨーク週6往復に増便 運航率3割、5月までの国際線(22年2月16日)
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