エアバス、IAGからA320シリーズ62機受注

　エアバスは現地時間8月16日、インターナショナル・エアラインズ・グループ（IAG）と同グループに属するスペインのブエリング航空（VLG）が、A320シリーズを計62機購入すると発表した。機材の入れ替えの一環で、内訳は従来型A320が30機、A320neoが32機。また、オプションで58機発注した。

ブエリング航空のA320＝13年3月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus

　IAGは株主の承認を前提として最大220機のエアバス製単通路型機を購入する同意書を交わしており、今回の発注はその一部を正式契約としたもの。IAGはVLG向けに最大120機を発注するほか、グループ内のその他の航空会社向けにオプションで100機のA320neoを発注する覚書を締結している。

　バルセロナを拠点とする低コスト航空会社（LCC）のVLGは、IAGのグループ会社の一社。IAGにはブリティッシュ・エアウェイズ（BAW）とイベリア航空（IBE）も属している。

　現在、VLGの機材はすべてエアバス機で、計70機のA320シリーズをスペイン国内と欧州、北アフリカ、中東への地域路線で運航している。

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