日本航空(JAL/JL、9201)は3月18日に、羽田-青森線の臨時便を運航する。16日夜に発生した福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線が一部運休しているため。青森線の追加設定により、18日の臨時便は5路線9往復18便となる。
臨時便の運航スケジュールは、青森行きJL4541便が羽田を午後3時10分に出発し、午後4時30分着。羽田行きJL4542便は午後5時に青森を出発し、午後6時20分に到着する。機材はグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)のエンブラエル190(E190、2クラス95席)を使用する。
JALは地震発生翌日の17日に臨時便を計16便運航。羽田-仙台が3往復6便、羽田-秋田、三沢、山形、花巻、伊丹-花巻の5路線が各1往復2便運航した。18日の臨時便は青森線のほか羽田-仙台間が4往復8便、羽田-花巻間が2往復4便で、羽田-山形と伊丹-花巻の2路線を1往復ずつ運航する。
19日以降も定期便のない羽田-仙台・花巻間と、定期便を運航する羽田-山形、伊丹-仙台、伊丹-花巻の3路線でも臨時便を設定。22日までの運航が決まっている。
JR東日本によると、東北新幹線は地震による脱線の影響で、那須塩原-盛岡駅間の上下線で運転を終日見合わせており、運転再開の見通しは立っていない。
臨時便の運航スケジュール
JL4541 羽田(15:10)→青森(16:30)運航日:3/18
JL4542 青森(17:00)→羽田(18:20)運航日:3/18
関連リンク
地震情報(気象庁)
気象庁
運航の見通し(JAL)
運航の見通し(ANA)
18日以降の臨時便
・JAL、22日まで東北5路線で臨時便 定期便ない羽田-仙台・花巻も(22年3月18日)
・JAL、18日も東北臨時便 仙台・花巻・山形へ(22年3月17日)
・ANA、24日まで羽田-仙台臨時便 秋田は19日まで787投入(22年3月17日)
臨時便初便
・JAL、東北新幹線運休で臨時便 羽田-仙台や山形、秋田、三沢、花巻(22年3月17日)
・ANA、定期便ない仙台・福島へ臨時便出発(22年3月17日)
地震関連
・仙台空港、大きな窓ガラス割れる「東日本大震災でも割れなかった」(22年3月17日)
・宮城・福島で震度6強 羽田は運航再開、東北新幹線は脱線(22年3月17日)
・仙台から1時間かからない山形空港活用 特集・航空関係者の3.11(1)JAL 川瀬雄大さん(21年3月8日)
・なぜ羽田-仙台定期便は飛んでいないのか 臨時便は受験生も利用(21年2月23日)