JAL、羽田－山形臨時便　仙台も14時以降　東北新幹線は一部運休

　福島県沖を震源に最大震度6強を宮城県と福島県で観測した地震発生から一夜明けた3月17日、日本航空（JAL/JL、9201）は羽田－山形線の臨時便を運航すると発表した。羽田－仙台間も羽田発を午後2時以降に2往復設定する。

＊初便の記事はこちら。

羽田－山形線の臨時便を設定するJAL＝PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

　山形線の臨時便は、羽田を午前11時45分に出発し、山形には午後0時45分に着く。機材はエンブラエル190（E190）型機を使用する。

　羽田－仙台間は、羽田を午後2時25時に出発する仙台行きJL4951便をはじめ2往復4便。同路線の臨時便は午後0時30分をめどに販売を開始する見込み。

　全日本空輸（ANA/NH）は17日、羽田と仙台、福島を結ぶ臨時便を2往復ずつ設定した。

　JR東日本によると、東北新幹線は地震による脱線の影響で、那須塩原－盛岡駅間の上下線で運転を見合わせており、運転再開の見込みは立っていない。

臨時便の運航スケジュール
羽田－山形
JL4953 羽田（11:45）→山形（12:45）
JL4954 山形（13:15）→羽田（14:20）

羽田－仙台
JL4951 羽田（14:25）→仙台（15:25）
JL4952 仙台（16:15）→羽田（17:20）
JL4751 羽田（15:30）→仙台（16:30）
JL4752 仙台（17:30）→羽田（18:35）

関連リンク
地震情報（気象庁）
気象庁
運航の見通し（JAL）
運航の見通し（ANA）

臨時便初便
・JAL、東北新幹線運休で臨時便　羽田－仙台や山形、秋田、三沢、花巻（22年3月17日）
・ANA、定期便ない仙台・福島へ臨時便出発（22年3月17日）

地震関連
・宮城・福島で震度6強　羽田は運航再開、東北新幹線は脱線（22年3月17日）
・仙台から1時間かからない山形空港活用　特集・航空関係者の3.11（1）JAL 川瀬雄大さん（21年3月8日）
・なぜ羽田－仙台定期便は飛んでいないのか　臨時便は受験生も利用（21年2月23日）

【お知らせ】
羽田－仙台間の臨時便が決定しましたので、3段落目を追記しました。（22年3月17日 12:10 JST）