ボーイングは現地時間3月14日、ドミニカ共和国の新航空会社アラジェット(DWI/DM)が737 MAXを20機発注したと発表した。15機追加発注できるオプションも契約に含まれ、既存のリース契約と合わせると最大40機の737 MAXを運航することになる。
アラジェットはドミニカの首都サントドミンゴを拠点とするULCC(超低コスト航空会社)で、最初の機体はGriffin Global Asset Managementからリースされた737-8(737 MAX 8、登録記号HI1026)で、3月初旬に引き渡された。737 MAXの航続距離を生かし、米国本土やブラジル、コロンビアなどへ就航する見込み。
ボーイングによると、今回の契約は737-8のLCC向け200席クラス仕様の737-8-200(旧称737 MAX 200)になるという。アラジェットの就航で、ドミニカに約4000人の雇用をもたらすとしている。
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