日本航空(JAL/JL、9201)グループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)は3月1日、2023年度入社の新卒採用を始めたと発表した。客室乗務員、運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)、地上職(総合職)の3職種で、いずれの職種も2022年度卒業見込みの人に加え、2020年度と2021年度に卒業した人も対象にし、パイロット訓練生は2019年度卒者なども応募できる。
採用予定数は、客室乗務員が相当数、自社養成パイロットが15人程度、総合職が若干名。
—記事の概要—
・客室乗務員
・自社養成パイロット
・総合職
客室乗務員
客室乗務員は、2020年4月から2023年3月までに高校または専門学校、短大、高等専門学校、4年制大学または大学院修士課程を卒業・修了または卒業・修了見込みの人で、卒業・修了した人は就業経験がある人も可能。矯正視力や居住地、交替制勤務が可能、英語力などの条件がある。
入社予定時期は2023年4月以降の会社が指定する時期で、初期選考会は大阪、東京、福岡で実施予定。選考は書類、面接、筆記試験、健康診断など。応募締切や採用試験の日程などは決定次第同社の「採用ホームページ」に掲載する。
自社養成パイロット
自社養成パイロットは、2019年4月から2023年3月までに4年制大学または大学院修士課程、高等専門学校専攻科を卒業・修了または卒業・修了見込みの人。また、2019年3月末時点で4年制大学または大学院修士課程、高等専門学校専攻科を卒業・修了している人も対象になる。いずれも応募時に30歳程度までで、就業経験、国籍、性別、学部学科は問わない。
入社予定時期は2022年度卒業見込みの人は2023年4月または10月、既卒者は今年10月。選考は書類、面接、適性検査、英会話試験、飛行適性検査、航空身体検査など。エントリーは同社の「採用ホームページ」から。エントリー期間は3月1日から21日午後11時59分まで。
総合職
総合職は、2020年4月から2023年3月までに4年制大学または大学院修士課程を卒業・修了または卒業・修了見込みの人で、卒業・修了した人は就業経験がある人も可能。英語力などの条件がある。
入社予定時期は2023年4月で、選考は書類、筆記試験、面接。応募締切や採用試験の日程などは決定次第同社の「採用ホームページ」に掲載する。
ジェイエア
・JAL、日本初のジェットエンジン泡洗浄 E170向けCF34のCO2削減(22年2月7日)
・マリオやミニオン描いたジェイエア特別塗装機 写真特集・JAL USJジェット(22年1月16日)
JALグループの23年度新卒採用
・JAL、23年度新卒採用 CAは3年ぶり再開(22年3月1日)
・JTA、CAと企画職の新卒採用再開 23年度入社(22年2月18日)
・JAC、23年度新卒採用 CAと整備士、総合職(22年2月22日)
各社の23年度新卒採用
・ANA、総合職とパイロット新卒採用 CAは見送り、23年度入社(22年3月1日)
・ANAウイングス、自社養成パイロット募集 社会人可、23年度入社(22年3月1日)
・スカイマーク、23年度新卒採用 CAは専門卒、パイロット訓練生なし(22年2月28日)
【お知らせ】
客室乗務員の応募対象者に誤りがあったとジェイエアから連絡があり本文を更新しました。(22年3月4日 09:54 JST)
自社養成パイロットのエントリー期間について、ジェイエアから回答を得たので追記しました。(22年3月2日 22:10 JST)