エアライン — 2022年3月1日 20:11 JST

ANAウイングス、自社養成パイロット募集 社会人可、23年度入社

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 ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下で地方路線を担うANAウイングス(AKX/EH)は3月1日、自社養成パイロットの募集を開始した。入社時期は2023年4月以降の会社が指定する時期となる。

23年度入社の自社養成パイロットの募集を始めたANAウイングス=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 採用は若干名で、対象は高等専門学校や短期大学、4年制大学、大学院を2023年3月末時点で卒業・修了している人または見込みの人で社会人も含む。

 選考方法はANAグループが実施するパイロット適性テスト「FCAT(Flight Crew Assessment Test)」、書類選考、一次面接、役員面接を予定。選考は都内で実施する。

 FCATはANAグループがパイロット採用で取り入れている適性テスト。これまでにピーチ・アビエーション(APJ/MM)の2019年度入社から、ANAウイングスの2020年度入社から選考で用いられ、ANA本体は2023年度から導入。書類審査や適性検査、英語試験、面接、グループワーク、身体検査などが行われる。2022年度から内容が一部変更になったため、過去にFCATを受検した人も改めて受ける必要がある。

 ANAウイングスはANAグループの国内線の約50%を担い、ボーイング737-800型機とデ・ハビランド・カナダDash 8-400(旧ボンバルディアQ400)型機を運航。羽田と伊丹、中部、福岡主要空港として、北海道から沖縄の離島までカバーしている。

 パイロットの自社養成コースは2019年3月に立ち上げた。

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ANAウイングス 採用サイト
ANAウイングス
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