日本航空(JAL/JL、9201)は現地時間2月14日(日本時間15日)、エアバスA350-900型機の15号機(登録記号JA15XJ)を仏トゥールーズにあるエアバスの施設で受領した。JALのA350では初めて加盟する航空連合「ワンワールド・アライアンス」の特別塗装機で、17日に羽田空港へ到着する見通し。
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JALのA350-900は国内線用機材で、2019年9月1日就航。今年度は9号機(JA09XJ)から14号機(JA14XJ)まで引き渡されて商業運航に投入済みで、15号機が年度内最後の受領となる。
座席数は標準のX11仕様の場合、3クラス369席(ファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席)で、普通席を増やしたX12仕様は3クラス391席仕様(ファーストクラス12席、クラスJ 56席、普通席323席)。X11仕様の機材もX12に変更でき、14号機は初めてX12仕様で納入された。15号機もX12仕様での引き渡しとなった。
JALはA350をボーイング777型機の後継機として導入しており、確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプション(仮発注)で25機購入できる契約を締結している。A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継機で、コロナ前の計画通り2023年度の就航を予定している。
羽田に到着
・JALのA350、初のワンワールド塗装機が羽田到着 2/21那覇行きが初便(22年2月17日)
動画(YouTube Aviation Wireチャンネル)
・【4K】JAL A350初のワンワールド塗装機JA15XJ羽田到着
写真特集・初回Cチェック迎えたJAL A350-900
前編 主脚扉裏にはステップ
後編 グレーの普通席、布を外すと赤だった
特集・就航2周年を迎えたJAL A350
・トイレのロック表示もひと工夫
A350とCA現行制服
・国内線の新主力機 写真特集・JAL 11代目CA新制服とA350-900
写真特集・JAL A350-900
(1)ファーストクラスはゆとりある個室風
(2)クラスJは新レッグレストで座り心地向上
(3)普通席も全席モニター完備
(4)大型モニター並ぶコックピットや落ち着いたラバトリー
初便就航
・JAL、A350就航 植木会長「静かな機内、こだわりのシート」(19年9月1日)
特集・JAL A350初号機受領
離陸編 翼を振りトゥールーズをフライパス(19年6月15日)
デリバリー編 鶴イメージしたバレエでお披露目(19年6月15日)
13年に契約
・日航、A350で777置き換え 777X採用ならず(13年10月7日)
【お知らせ】
羽田到着予定日と座席数についてJALに確認が取れたため当該カ所の記述を更新しました。(22年2月15日 13:33 JST)