エアライン, 空港 — 2022年1月25日 13:15 JST

ANA、羽田でシニア向け有料エスコートサービス　専任係員が案内、ラウンジ利用も

　全日本空輸（ANA/NH）は、65歳以上の利用者を対象に羽田空港で専任スタッフが付き添う有料サービス「シニアプレミアムエスコート」のモニターサービスを始めた。有人チェックインカウンターで手続き後、優先保安検査場を経てANAのラウンジに案内し、搭乗口まで同行する。

ANAが有料モニターサービスを展開している「シニアプレミアムエスコート」の利用イメージ（同社サイトから）

　65歳以上の利用者が同一グループ内に1人いれば、1グループ最大4人まで申し込める。モニター期間は3月24日までで、期間中の料金は利用者2人までが7000円、3人が1万円、4人が1万3000円で、出発当日に現金で支払う。専任スタッフ1人が1グループを案内する。

　羽田第2ターミナル出発の国内線のうち、ANAグループが運航または他社がANA便名で運航するコードシェア便が対象で、特典航空券も対象。羽田では有人チェックインカウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」で登場手続きし、優先保安検査場を通過して「ANA LOUNGE」へ案内する。

　搭乗時刻になると専任スタッフが声がけし、搭乗口まで同行して見送る。到着地では、手荷物を預けた場合は優先的に返却する。

　サービスの申し込みは搭乗便の予約完了後から搭乗2日前の午後6時まで、ANAのウェブサイトか電話で受け付ける。年齢を確認する公的書類が必要で、利用後はアンケートへの協力を求めている。