航空分野の情報を提供する英国の「シリウム(Cirium)」は、2021年11月の空港別の定時出発率を公表した。同社が独自に集計したもので、発着規模が最も大きい部門でモスクワ(ロシア)のシェレメチェボ空港が首位となった。前月までのトップだった羽田空港は首位から陥落したものの3位となったほか、各部門での日本の空港のランクインが目立った。
空港別のデータでは、離発着便の多い順に「ラージ(大規模)」「ミディアム(中規模)」「スモール(小規模)」と分類。定刻に対して15分未満の遅延を「定時出発」と定義している。各空港とも予定されていた便に対し、月間の実運航の離発着データが80%以上取得できたものを対象とする。また大規模部門のうち、運航便数が上位10%で、アジアや欧州、北米など3地域以上に運航する空港を、発着規模が最も大きい「グローバル」部門とした。
—記事の概要—
・グローバル空港
・大規模空港
・中規模空港
・小規模空港
グローバル空港
発着規模が最も大きな「グローバル」部門では、シェレメチェボ空港が首位を獲得。定時出発率は95.66%、運航便数は
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