気象庁によると、日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、12月27日は北日本から西日本の日本海側を中心に強い雪が降り大雪となっており、太平洋側でも大雪となる所がある。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)では、国内線が合わせて28便の欠航が決まり、1080人に影響が出る見込み。
ANAでは、27日は羽田午前7時10分発の庄内行きNH393便など、国内線18便が欠航。約740人に影響が出る見込み。終日欠航は稚内と富山、一部欠航は庄内と鳥取の発着便となる。26日は降雪などの影響で稚内、庄内、能登、富山、小松、鳥取空港を発着する便が計79便欠航し、約5300人に影響が及んだ。
JALでは、27日は札幌・丘珠午前8時発の釧路行きJL2861便など、国内線10便が欠航。約340人に影響が出る見通し。また、グループ会社の北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)が予定していた、残り1機となったサーブ340B型機(登録記号JA02HC)のラストフライトとなる丘珠から鹿児島までのチャーターフライトも中止が決まった。26日は丘珠や新潟、小松などを発着する51便が欠航し、約2560人に影響が出た。
そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
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