エアバスは現地時間12月17日、仏グループ・デュブレイユ傘下の長距離LCCであるフレンチ・ビー(旧フレンチ・ブルー、FBU/BF)にA350-1000型機(登録記号F-HMIX)を初納入したと発表した。米国の航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からのリース機で、2機導入するうちの最初の1機となった。
座席数は2クラス480席で、プレミアムクラス40席、エコノミークラス440席。機内エンターテインメント(IFE)やWi-Fiによる機内インターネット接続環境を備え、パリからインド洋に浮かぶサン=ドゥニ・ドゥ・ラ・レユニオン島への路線に投入する。
フレンチ・ビーはすでに4機のA350-900(2クラス411席)を受領している。今回は同時にエア・カライベス(FWI/TX)が運航するA350-1000(F-HSIS)もALCからリースされ、デュブレイユのエアバス機は15機になった。
A350-1000は、A350 XWBファミリーの長胴型。日本では日本航空(JAL/JL、9201)が長距離国際線機材のボーイング777-300ER型機の後継機として、2023年度に就航を計画している。
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