エアバスは、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)にA321neoの初号機(登録記号B-18101)を現地時間11月30日に引き渡したと発表した。航空機リース会社ALC(エア・リース・コーポレーション)からのリース機となる。
エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製PW1100G-JMを選定。座席数は2クラス180席(ビジネス12席、エコノミー168席)で、ビジネスクラスはフルフラットシートとなる。客室スペースを最適化する「エアバス・キャビン・フレックス」を採用した。
台北から最長7時間の路線に投入でき、貨物室は貨物コンテナを搭載できるカーゴ・ローディング・システムを備えた。
チャイナエアはA321neoを25機導入する計画で、エアバスからの直接購入が11機、残り14機がリース機となる。
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