ANA、ヤフオクに747-400初号機の大型模型と機体識別板出品　全日空ロゴ、11/15から

　ANAホールディングス（ANAHD、9202）傘下の全日空商事は11月10日、ヤフーが運営するオークションサイト「ヤフオク！」への出品第2弾として、「テクノジャンボ」の愛称で親しまれたボーイング747-400型機の初号機（登録記号JA8094）の大型模型と、同機のコックピットに取り付けられていた機体識別板を出品する。入札期間は15日から21日まで。

ANAがヤフオクに出品する747-400初号機JA8094の大型模型（全日空商事提供）

　全日本空輸（ANA/NH）の747-400初号機は1990年に就航し、2007年に退役。大型模型は1/25スケールのフロアスタンドタイプで、機体には全日空の漢字ロゴと国際線仕様機を表す「ALL NIPPON AIRWAYS」の英文ロゴ、水平に塗り分けられた翼端のウイングレットなど、1990年の就航当時の塗装が施されている。

　エンジンナセルの形状は従来型の747と同じで、ごく初期の公式図面に基づいて導入時に製作されたことを示しているという。大きさは全長約3.0m、全幅約2.6m、高さ約1.5mで、収納箱は約3.1m × 0.9m × 0.9m、重さは本体と台座、収納箱を合わせて約136kgとなる。

　機体識別板は、JA8094のコックピットに取り付けれていた一点もので、取り付けた時点の本社所在地である霞が関の住所が記載されている。大きさはタテ5.5cm × ヨコ7.5cmで重さは約4.0g。

　オークションの入札開始価格は、いずれも747-400にちなんで744円（税込）。

　9月に開かれた第1回のオークションは、ボーイング777-300ER型機の国際線ファーストクラスシートのモックアップが380万6000円（税込418万6600円）で落札された。第3弾は2022年1月に予定しており、スタッガードタイプの国際線ビジネスクラスシートのモックアップと737-500（JA306K）の機体識別板が出品される見通し。

ANAがヤフオクに出品する747-400初号機JA8094の機体識別板（全日空商事提供）

ANAが1月にヤフオクに出品予定のビジネスクラスシートのモックアップ（全日空商事提供）

ANAが1月にヤフオクに出品予定の737-500 JA306K（全日空商事提供）

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全日本空輸

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