エアバス, エアライン, 機体 — 2021年10月28日 15:38 JST

ANAのA380、12月もレストラン開催　クリスマス演出も

　全日本空輸（ANA/NH）を中核とするANAグループは10月28日、総2階建ての超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU（フライング・ホヌ）」を活用したレストラン企画「レストランFLYING HONU」を12月も3日間実施すると発表した。

12月も開催されるANAのA380による「レストランFLYING HONU」＝21年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

機内見学会も開かれるANAのA380による「レストランFLYING HONU」＝21年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　成田空港に2機のA380を並べ、1機をレストラン、もう1機を機内見学に使用。レストランでは実際に国際線で提供している食事や飲み物、アメニティキットを用意し、客室乗務員が実際のフライトのようにもてなす。

　A380は青の初号機（登録記号JA381A）、エメラルドグリーンの2号機（JA382A）、16日に成田へ到着したサンセットオレンジの3号機（JA383A）の3機があるが、ANAによると現時点で使用機材は決まっていないという。

　12月は週末の4日と5日、18日に開催。12月限定でブルーのサンタ帽をかぶったスタッフの出迎えや、クリスマスツリーを空港に設置するなどクリスマス気分を演出し、クリスマスにちなんだお菓子もプレゼントする。

　1人当たりの税込み価格は、ファーストクラス5万9800円、ビジネスクラス2万9800円、プレミアムエコノミー1万3800円、エコノミークラス9800円。申し込みは先着順で、エコノミーは追加料金2500円でプレエコの食事に変更できる。

　10月29日にエコノミークラスを各日50席ずつ先行販売し、11月2日午後2時から一般販売を始める。申し込みはANAのウェブサイト内の「ANA国内チャーターイベント特集」ページなどから。

　ANAは、レストランFLYING HONUを5月から今月までに計12回実施。約3300人が利用したという。