日本航空(JAL/JL、9201)は10月26日に、北海道の菓子詰め合わせの販売を開始した。羽田-札幌(新千歳)線の就航70周年を記念したもので、北海道出身の客室乗務員が選んだゼリーやクッキーをパッケージにした。1000セット限定で用意し、月内の完売を目指す。販売初日となった26日は新千歳空港の空港店舗「BLUE SKY」で、商品を選んだ客室乗務員が菓子をピーアールした。
和洋菓子を製造・販売するもりもと(北海道千歳市)のクッキー「北の散歩道」と、ゼリー「太陽いっぱいのゼリー」をセットにした。ゆかりのある地域へ移住して地域活性化に取り組む客室乗務員「ふるさとアンバサダー」のうち、北海道担当の3人が商品を選び、パッケージデザインにも関わった。
担当したのは札幌出身の谷口由紀さんと馬場香織さん、北見出身の山内聖美さんの3人。パッケージのデザインは制作と修正を繰り返し、1カ月程度で完成した。一方で詰め合わせる菓子は即決。「私たちのいちばんのおすすめを選んだ」(谷口さん)ようで、北海道名産のハスカップを使った商品を選び、北海道の魅力をアピールしたいとした。
今回のパッケージに含まれる「北の散歩道」は、道産のフルーツを使用したコンフィチュールを堅焼きのクッキーで挟んだ商品。谷口さんは「北海道のフルーツを使ったコンフィチュールがおすすめ」とピーアールした。
クッキーはいちごとハスカップ、らいでんメロンの3種類、ゼリーはハスカップとメロンの2種類。1セット1100円(税込み)で、新千歳と羽田のBLUE SKYのほか、もりもとの千歳本店と新千歳空港店、オンラインショップでも取り扱う。
JALの羽田-札幌線は1951年10月26日に開設。当時は軍民共用の千歳空港を発着し、36人乗りのマーチン2-0-2型機で運航した。
札幌就航70周年
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・JAL、羽田-札幌就航70周年 CAの初代制服で利用客に謝意(21年10月26日)
羽田-伊丹は25日に70周年
・JAL、伊丹で就航70周年イベント 戦後初の国内線、31日から羽田線にA350(21年10月25日)
設立70周年記念
・JAL、羽田-伊丹70周年で記念イベント 冬ダイヤからA350も導入(21年10月18日)
・JAL、歴代機材の切手シート DC-4やA350、設立70周年記念(21年10月8日)
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JALの「ふるさとアンバサダー」
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・JALのCA、新しい旅提案へ決起集会 全国に「ふるさと応援隊」1000人(21年3月23日)
・JAL、北海道宝島旅行社と包括提携 コロナ後の訪日向け商品開発(21年3月5日)
・JAL赤坂社長「うちのCAは優秀」客室乗務員1000人活用し地域事業本部新設 非航空系1000億円目指す(20年10月8日)
北海道での「ふるさとプロジェクト」
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・JAL、社員収穫のハスカップをスイーツに 道内・伊丹空港で共同販売、6次産業で地域活性(21年7月19日)
・JAL、函館空港で道南食材の空弁 いかめしおにぎりやステーキ、9月末まで(21年6月24日)