エアライン, 機体 — 2021年10月21日 15:47 JST

HAC、本邦航空会社最後のサーブ340Bタンブラー 11月から機内販売

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 北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は、年内に退役するサーブ340B型機のステンレスタンブラーを11月1日から機内販売する。300個限定で売り切れ次第終了する。

HACが11月から機内販売するサーブ340Bのタンブラー(同社資料から)

 機体やロゴを黒地に白色で描いた。容量は350mlで木製のフタが付く。税込3000円で現金のみの扱いとなる。販売路線はHACが運航する全路線。

 HACは日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社で、1998年3月の就航当初から運航してきた3機のサーブ340Bを、同数のATR製ATR42-600型機へ順次置き換えを進めている。すでに2機のサーブ340Bが退役済みで、残りは2号機(登録記号JA02HC)のみとなった。同機が退役すると、国内の航空会社から同型機が姿を消す。

 ATR42は最後の3号機(JA13HC)が9月に引き渡され、10月4日に鹿児島空港へ到着。整備委託先の日本エアコミューター(JAC/JC)が就航前の整備作業を行っている。HACの拠点である札幌の丘珠空港には11月上旬に到着する見込み。ATR42の3号機が就航すると、HAC初の機材更新が完了する。

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