エアライン, 機体 — 2021年10月5日 23:18 JST

HACのATR3号機、鹿児島に到着 11月就航へ

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループの北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は10月5日、仏ATR製ATR42-600型機の3号機(登録記号F-WNUC、日本登録後はJA13HC)が鹿児島空港へ4日に到着したと発表した。就航前の整備作業を行い、11月上旬にHACの拠点である札幌の丘珠空港へ到着する見通しで、定期便就航は11月中を予定している。

鹿児島空港に到着したHACのATR42-600 3号機(同社提供)

 3号機は仏トゥールーズを現地時間9月29日午前10時35分(日本時間同日午後5時35分)に出発。ギリシャのイラクリオン、エジプトのフルガダ、オマーンのマスカット、モルディブのマレ、スリランカのコロンボ、インドネシアのパダン、ジャカルタ、フィリピンのマニラを経由し、鹿児島には6日目の10月4日午後2時40分に到着した。

 外観はJALグループが加盟する航空連合「ワンワールド・アライアンス」の特別塗装を施した。ATR機へのワンワールド塗装は世界初となった。

 HACのATR42は22年ぶりとなる新機材で、1998年3月の就航当初から運航してきたサーブ340B型機3機を置き換える。2020年4月12日に初号機が就航し、現在は2020年12月16日に引き渡された2号機との2機体制で、3号機は11月に就航すると機材更新が完了する。HACは機材整備を同じくJALグループで鹿児島を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)に委託している。

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北海道エアシステム
ATR 日本語版ウェブサイト

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後編 サケや利尻昆布で北海道を表現