全日本空輸(ANA/NH)は10月4日、羽田空港のラウンジに防音個室ブースをトライアル設置すると発表した。ラウンジでリモート会議に参加する利用者向けに、11日から導入する。
防音ブースのトライアルは、羽田空港第2ターミナル南側4階にある国内線の最上級会員向けラウンジ「ANAスイートラウンジ(SUITE LOUNGE)」で進める。設置するのはブイキューブ(3681)の防音個室ブース「テレキューブ」で、1人用の「ソロ」を3台導入する。外部音を気にならない程度に遮断し、内部からの音もれが少ない防音設計で、室内にはパソコン用デスクやソファ、コンセントを完備する。
利用時間は最大1時間で、ラウンジ受付で係員からブースのカギを受け取り入室する。 トライアルは3カ月間。実証期間内に利用者へアンケートし、実用化に向けた検討を進める。
ANAによると、周囲の音や視線を気にせずに利用できる個室タイプのブースを求める声があったことから、トライアルを決めたという。
関連リンク
羽田空港 国内線ラウンジ(全日本空輸)
テレキューブ(ブイキューブ)
・ANA、羽田南側ラウンジ8日再開へ プレミアムチェックインも(21年3月1日)