独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月12日、デンソー(6902)、デンソーセールス、日本航空(JAL、9201)、北海道大学、埼玉大学と共同で、北海道をドライブ旅行する人を対象にした「One More 観光案内」サービスの実証実験を開始したと発表した。
このサービスではITを活用し、旅行者のプランに合わせた最寄りの観光地や食事処、交通情報などの情報提供を行う。約3カ月間の試験運用を行い、ユーザーの意見も反映しながら段階的に機能性を高めていく予定。
対象はレンタカー利用による周遊観光が盛んな北海道の道央地域。観光する時間に応じて見どころを提案するサービスや、目的地や現在地周辺の観光地の画像を共有するサービス、過去の居眠り事故発生ポイントを通知する警告サービスなどを提供する。
この実証実験には、観光客がスマートフォン向け無料アプリケーション「北海道観光コンシェルジュ」をダウンロードすることで参加できる。対応OSは、iOS版とアンドロイド版。