空港 — 2021年8月13日 16:06 JST

成田空港、早朝のA滑走路横断バスツアー 開港以来初、9/12開催

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 成田空港で国内最長4000メートルのA滑走路をバスで横断し、早朝の一番機を見学するバスツアーが9月12日に開かれる。空港を運営する成田国際空港会社(NAA)とグループ会社のグリーンポート・エージェンシー(GPA)が企画したもので、開港以来初の試みだという。抽選販売で、8月16日まで申し込みを受け付ける。

早朝のA滑走路横断などバスツアーを開く成田空港(GPAのサイトから)

 NAAは夏休みの航空教室などでバスツアーを実施。コロナ後は有料のツアーも開いてきたが、滑走路横断や滑走路の一部エリアでバスから降りて歩くイベントは、開港以来初めてとなる。

 滑走路横断後は、午前6時の運用開始に合わせて飛来する一番機の見学や、機内食を手掛けるゲートグルメジャパンの工場屋上で機内食モーニングを用意する。ツアーの最後には、エプロンを走行する航空機などを管理する「ランプセントラルタワー」に登り、空港全体を見渡すことができる。

 日時は9月12日午前3時45分から午前8時30分まで。ツアー料金は1人4万円で、大人と3歳以上の子供は同額。代金にはバス代や朝食代、グッズ代などが含まれる。募集人数は20人で、最少催行人数は10人。実施日に千葉県に対して緊急事態宣言が発令されたり、成田市がまん延防止等重点措置の対象地域に指定された場合は、ツアーを中止する。

 応募受付は8月13日から16日午後5時まで。抽選の当選者には20日から順次連絡する。GPAのウェブサイトで受け付ける。

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