エアバス, エアライン, 機体 — 2021年8月5日 22:47 JST

BA、A380整備契約延長 ルフトハンザ・テクニークと

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 独ルフトハンザ・グループのルフトハンザ・テクニークは現地時間8月4日、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)がエアバスA380型機の整備契約を延長したと発表した。

ブリティッシュ・エアウェイズのA380(ルフトハンザ・テクニーク提供)

 期間は2022年8月から5年以上で、BAが保有する全12機のA380をマニラにあるルフトハンザ・テクニーク・フィリピンの施設で整備する。

 BAのA380は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で運休中。欧州ではA380を早期退役させる航空会社もあり、最大10機を保有していたエールフランス航空(AFR/AF)は、2022年に予定していた退役を2020年6月に前倒しした。ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は14機のA380をすべて運航から離脱させており、このまま退役させる可能性が高まっている。

 A380の生産は年内に終了。エミレーツ航空(UAE/EK)向けが最後の機体となる。

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ブリティッシュ・エアウェイズ
Lufthansa Technik

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