国土交通省航空局(JCAB)は、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、2020年9月が最終運航となったエアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)を含むLCC 4社など、特定本邦航空運送事業者11社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2020年度(20年4月から21年3月)分を公表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で運休や減便が相次いだことで、空港や空域が混雑していないことにより、各社とも定時運航率が大きく改善。例年は70%から80%台のLCC各社も、90%台中盤を記録した。
定時運航率は、スカイマーク(SKY/BC)が4年連続で1位となった。通年の欠航率が最も低かったのもスカイマークだった。11社全体の定時運航率は前年度と比べ7.29ポイント上昇の96.20%、遅延率は7.29ポイント改善し3.80%、欠航率は0.44ポイント悪化し1.65%だった。遅延の原因は「機材繰り」、欠航は「天候」が目立った。
—記事の概要—
・定時運航率
・遅延率
・欠航率
・航空会社ごとの定時運航率と遅延率、欠航率
・旅客数上位5路線
・利用率上位5路線
・利用率下位5路線
定時運航率
定時運航率は、スカイマークが
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