エアライン — 2021年7月7日 23:49 JST

ANA、東京五輪社員選手のオンライン激励会 競泳大本・陸上山下両選手

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 全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは7月7日、東京オリンピック代表に内定した競泳女子400メートルリレーの大本里佳選手(24)と陸上男子200メートルの山下潤選手(23)の激励会を開いた。両選手ともANAの「社員アスリート」で、激励会は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でオンライン開催となり、持ち株会社ANAホールディングス(ANAHD、9202)の片野坂真哉社長をはじめ社員約150人が送り出した。

オンライン激励会で社員アスリートの(左から)山下・大本両選手を激励するANAHDの片野坂社長(スクリーンショット)

 大本選手は400メートルリレーについて、「オリンピックでメダルを取ったことがない種目。私たちが歴史を作るつもりで出場したい」と述べ、「無観客でも一人ではない」とコロナの影響で無観客試合が議論される中、心境を語った。山下選手は「出場権獲得は夢のよう。飛ぶくらいの勢いで走りたい」と意気込みを述べた。

 両選手は2020年4月の同期入社で、ともにANAの人事部所属。競技活動以外では、ANAが小学生を対象に展開するスポーツを通じたキャリア育成プログラム「ANA Blue Monsters(ANAブルーモンスターズ)」の講師をともに務め、胴体を鍛える「体幹トレーニング」などを子供たちに伝授している。

 社員アスリートとしての活動について、大本選手は「(ブルーモンスターズで)ノンエア事業に貢献したい。参加者にアイスホッケーをやっている子供たちが多いが、やる気に満ちあふれていて元気をもらえる」と話した。

 オンライン激励会の閉会後、片野坂社長は「ビクトリーインタビューの練習をしたほうがいいよ」と画面上で2人に呼びかけていた。

 ANAグループの社員アスリートは現在25人。女子バスケットボール代表に選出されたANAエアポートサービスの本橋菜子選手(27)は、練習と重なり欠席となったため、社員向けにビデオメッセージを寄せた。

 航空会社所属で代表選手に内定したのはANAグループの3人のほか、日本航空(JAL/JL、9201)の陸上走高跳の戸邉直人選手と陸上やり投の北口榛花選手、フェンシング エペの加納虹輝選手が内定している。

関連リンク
ANA Blue Monsters
アスナビ採用社員・社員アスリート紹介(ANA)
全日本空輸

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