札幌・丘珠空港を拠点とする日本航空(JAL/JL、9201)グループの北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は6月25日、季節便で開設する札幌(丘珠)-奥尻線について、7月17日の初便に仏ATR製ATR42-600型機(1クラス48人)を投入すると発表した。就航を記念し、初便利用客に記念品もプレゼントする。
運航日は土日祝日で、7月17日と18日、22日から25日、31日と8月1日、7日から9日、14日と15日の計13日間。奥尻行きJL2895便は丘珠を午後0時25分に出発し、午後1時15分に着く。丘珠行きJL2894便は午後1時45分に出発して、午後2時30分に到着する。
機材は2021年度内に退役するサーブ340B型機(1クラス36人)と、後継機のATR42の2機種で運航する。記念品は17日の初便利用客に配り、丘珠空港では出発口B付近、奥尻空港では搭乗ゲート付近で渡す。
HACは1998年3月の就航当初から、ターボプロップ機のサーブ340Bを使用してきた。
初の退役機となった3号機(登録記号JA03HC)は、2020年12月29日に退役した。今後は初号機が夏ごろ、2号機(JA02HC)が秋ごろに退役する見通しで、日本の航空会社が運航する同型機はすべて姿を消す。
後継はATR42-600型機で、サーブ340Bと同数の3機を導入する。すでに2機が就航しており、残る3号機(JA13HC)も年内の受領を予定している。
運航スケジュール
JL2895 札幌丘珠(12:25)→奥尻(13:15)
JL2894 奥尻(13:45)→札幌丘珠(14:30)
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北海道エアシステム
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