ANA、機内カート中古販売　747などで使用、15日から45台

　全日本空輸（ANA/NH）は6月14日、同社の客室乗務員が機内でドリンクサービスなどに使う機内搭載カートについて、退役機で使用していたものを15日午前10時から販売を開始すると発表した。通販サイト「ANAショッピング A-style」で、45台用意する。

ANAが販売する中古の機内搭載カート（同社提供）

ANAが販売する中古の機内搭載カートに付属するステッカー（同社提供）

　販売するのは1990年代初頭から搭載していた中古品のカートで、2014年3月に退役したボーイング747型機や、2020年6月まで運航していた737-500のほか、767やエアバスA320型機で使用していたものも用意する。黄色いパネルが特徴的なカートで、本体のほか飲み物などを収納していたドロワー（引き出し）4つと、ANAの旧ロゴであるレオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプターをデザインしたステッカーを2枚も付属する。

　カート本体の重さは13キロ。1台6万4900円（税込み）で販売する。

　ANAは今年3月から、新品のカート販売を開始。いずれもすべて完売している。7月下旬からは中古カートの追加販売を予定し、747や737で使用した木目調のものなどを用意する。

ANAが7月下旬に追加販売する中古の機内搭載カート（同社提供）

関連リンク
＜ANAオリジナル＞機内搭載カート60139-000001（ANAオリジナルステッカー付、中古品）（A-style）
ANA機内サービス用品特集（A-style）
全日本空輸

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