日本航空(JAL/JL、9201)は6月4日、国内線で今年3月から提供しているPCR検査サービスの提供期間を、2022年1月10日搭乗分まで延長すると発表した。これまでは同社のマイル制度「JALマイレージバンク(JMB)」会員向けだったが、非会員も利用できる。
検査の申込は4日から12月26日までで、対象搭乗期間は7月1日から2022年1月10日まで。出発7日前までに専用サイトから申し込むと、唾液によるPCR検査のキットが郵送され、自宅などで採取後に返送すると、電子メールで結果が通知される。
料金は従来の2000円から改定し1980円で、2500マイルでも利用できる。検体返送時の送料は別途必要。検査は、にしたんクリニック(渋谷区)が行う。
JALによると、これまでにサービスを利用した人は2万5000人。ワクチン接種が徐々に進むことで、夏休みや年末年始の帰省などでの利用を想定し、当初の期限だった6月末から延長したという。
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JAL国内線PCR検査サービス
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