月刊エアライン(イカロス出版)2021年7月号が5月28日発売。1430円(税込)。
◆第1特集「飛来機との遭遇」
コロナ禍の2020年から21年にかけて、「飛来機」の様相が変貌している。定期旅客便が減退した一方で、医療物資の輸送やEコマース利用の急増により貨物便の世界はかつてなく活況を呈した。なかには、世界で1機だけの巨人輸送機、アントノフAn-225の中部空港飛来というスペシャルな話題があったことも記憶に鮮烈だ。また、新型コロナウイルス拡大の初期に印象深い、客船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客・乗員帰国のための特別チャーター機、在外邦人の帰国便など、飛来機シーンにおいては忘れがたい機体が多数日本の空港に飛来した日々であった。
それらの記録とともに、こうした「飛来機」の空港ごとの特性、目撃する(撮影する)ための情報収集とテクニックの考察、1980年代以降の時代別飛来機回顧、海外空港での実例として貨物機撮影の聖地アラスカ・アンカレッジ国際空港ガイドをお届けする。
◆第2特集「ANA 737-700最終リポート」
退役するANA 737-700。5月10日夜間に行なわれた羽田空港における退役記念デカール貼りつけ作業のレポート、ANA Gold JetやANA BusinessJetなど存在が際立った本機の活躍史を振り返るパイロット&整備士のインタビュー、機体解説、ANAボーイング737の50年史など。
2本立ての両特集のほか、那覇MRO JapanにおけるANA「東北FLOWER JET」のデカール剥離オペレーション、ANA A380「FLYING HONU」の関西・中部チャーターフライト、JAL 787通算50機目のJA881J導入についてもレポートしている。
関連リンク
月刊エアライン 2021年7月号(イカロス出版)
雑誌
・「個性派エアライン9」月刊エアステージ 21年7月号
・「日米韓の戦闘機最新情報」航空ファン 21年7月号
・「インドの航空力」航空情報 21年7月号
・「航空旅行大事典」航空旅行 vol.37
・「ITM 大阪伊丹空港 / 今こそ乗る、知る777と767」月刊エアライン 21年6月号
書籍
・『4発JETエンジン機 COMPLETE GUIDE』
・鳥海高太朗『コロナ後のエアライン』
・「世界航空機年鑑 2020〜2021年」
・真山仁『ロッキード』
・イカロスMOOK『ヒコーキ写真テクニック 2020 Spring Summer』
・イカロスMOOK『CA&グランドスタッフ筆記試験問題集』
・Pen+『完全保存版 エアライン最新案内。』
・大宅邦子『選んだ道が一番いい道』