ボーイングは、UPS航空(UPS/5X)向けの機体として175機目となる747-8F貨物機(登録記号N627UP)を現地時間5月19日に引き渡した。今回の納入でUPSの747-8Fは22機になった。
19日に引き渡された後、ボーイングのエバレット工場に隣接するシアトル近郊のペインフィールド空港から5X9505便として、UPSの拠点があるケンタッキー州のルイビル国際空港へ向かった。
4月末時点で、UPSは747-8Fを29機、747-400Fを8機、767-300Fを72機、757-200PFを75機の計184機のボーイング機を発注。今回の引き渡しで受領済みは747-8Fが22機、747-400Fが8機、767-300Fが70機、757-200PFが75機で計175機となった。
UPSが747-8Fを初めて発注したのは2016年10月27日で14機発注。初号機(N605UP)は2017年9月28日に受領した。その後、2018年2月1日に14機、2020年5月に1機を追加発注している。
747-8Fの受注残はUPS向けが7機、アトラスエアー(GTI/5Y)などを傘下に持つアトラス・エア・ワールドワイド向けが4機、旅客型の747-8は匿名顧客向けが1機。アトラス向けは最終生産分で、747-8の製造は2022年に完了する。
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Boeing
ボーイング・ジャパン
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