ボーイングは現地時間4月20日、航空機リースを手掛けるドバイ・エアロスペース・エンタープライズ(DAE)が737 MAXを15機発注したと発表した。DAEは737 MAXの標準型で、737-800の後継となる737-8(737 MAX 8)を発注した。
DAEはこれまで、航空会社などから737 MAXを購入し、リースバックする形で投資を行ってきたが、今回は初めてボーイングに直接発注した。
ボーイング機は162機保有。2020年第3四半期(7-9月期)にアメリカン航空(AAL/AA)と18機の737-8をリースバックする契約を結んでおり、過去1年間でDAEが737 MAXへ投資するのは今回で2件目となった。
DAEはドバイに本社を置く航空サービス企業。ドバイのほか、ダブリン、アンマン、シンガポール、マイアミ、ニューヨーク、シアトルにある7つのオフィスを拠点に、65カ国以上、170社以上の航空会社にサービスを提供している。
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