日本航空(JAL、9201)と全日本空輸(ANA)は6月24日、両社が振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害防止用映像を機内で放映するなど、警察の啓発活動に協力してきたとして、警察庁から感謝状が贈られた。
JALとANAはCSR活動の一環として、今月から国内線の機内の映像モニターで、振り込め詐欺に対して注意を呼びかける動画を放映。人気アニメ「ちびまる子ちゃん」のキャラクターたちを起用し、不審な電話にだまされないよう呼びかけている。
警視庁羽田空港署で行われた授与式では、警察庁の辻義之官房審議官から、JALの篠原敏夫東京空港支店長と、ANAの加藤勝也東京空港支店長に、感謝状が手渡された。
授与式後は、羽田空港国内線第1と第2両ターミナルで、両社の客室乗務員や地上係員、警察官、警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」ファミリーが、空港を行き交う人にパンフレットなどを配布。振り込め詐欺の被害防止を呼びかけた。