日本航空(JAL/JL、9201)は3月26日、米Uber(ウーバー)と戦略的パートナーシップ契約を締結した。マイカー以外の異なる交通手段を、一つの移動手段として捉える概念「MaaS(マース:Mobility as a Service)」に関する提携で、第1弾として北米・ハワイで到着空港からJALのスマートフォンアプリ「JALアプリ」で配車できるようにする。
JALアプリでは目的地までの配車手配のほか、滞在先で料理宅配代行サービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」を利用できるようにする。JALアプリに表示される Uberのアイコンを選択すると、Uberのアプリに画面が移る。
今後は北米・ハワイ以外でも世界中で空港からUberを利用できるようにする。
また、提携を記念したキャンペーンを国内では4月1日から9月30日まで実施。Uber Eatsなどで利用できる割引クーポンを、JALのウェブサイトや国内線機内Wi-Fi利用画面で提供する。
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