スカパーJSATホールディングス(9412)傘下のスカパーJSATは3月25日、エアバスと通信衛星「Superbird-9」の調達契約を締結した。エアバスが製造するOneSat型衛星を同社が選定したのは初めて。打ち上げは2024年度上期を予定しており、スカパーJSATの総投資額は300億円規模になる見込み。
Superbird-9は、スカパーJSATが東経144度で運用中の通信衛星「SuperbirdC2」の後継。日本をはじめ東アジア諸国で、大容量かつ自由度の高い通信を15年以上行えるという。
OneSatは、フルデジタル化された通信ペイロードを搭載することで、宇宙空間でも自由に通信地域や伝送容量を変更できる。周波数帯域はKu、Kaバンドとなる。
今回の契約には衛星本体と衛星管制用地上システム、軌道上初期試験の実施が含まれる。
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