エアライン, 企業, 空港 — 2021年3月16日 13:59 JST

JALとNEC、鹿児島空港ラウンジで顔パス入室 4月まで実証実験

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 日本航空(JAL/JL、9201)とNEC(日本電気、6701)、鹿児島県霧島市、霧島市観光協会の4者は3月16日、鹿児島空港と霧島市内で「顔認証を活用したおもてなしサービス実証実験」を実施すると発表した。24日から4月21日まで実施し、空港ではラウンジへ入室時にマスクを着用したまま顔認証で本人確認を行う。マスク着用での顔認証技術の活用は、日本の航空会社では初だという。

JALとNECによる顔認証ラウンジ入室のイメージ(両社の資料から)

鹿児島空港のサクララウンジでNECと顔認証による入室の実証実験を実施するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 鹿児島空港内にあるJALのサクララウンジでは、顔認証によりマスクを着用したまま本人確認を実施。事前に顔情報やJALマイレージバンク(JMB)会員番号の登録が必要になる。

 空港と霧島市内では、周遊型観光を目的に、顔認証を用いてデジタルスタンプを集めるスタンプラリーを実施。霧島市内の観光案内所など5カ所のスポットを巡り、設置されたタブレット端末で顔認証を行い、スタンプを集められる。

 JALとNECは、南紀白浜空港でも2020年9月に生体認証の実証実験を実施している。

関連リンク
顔認証サービスの利用登録サイト(NEC)
日本航空
NEC
鹿児島県霧島市
霧島市観光協会

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