企業 — 2021年3月3日 11:41 JST

空港施設、関東学院大の国際学生寮お披露目 吹き抜けで開放感演出

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 空港施設(8864)は3月2日、関東学院大学の学生寮「関東学院大学 インターナショナル・レジデンス」が入居する複合施設「金沢八景国際コミュニティプラザ」の竣工式を開いた。空港施設は空港内の格納庫など航空関連施設を手掛けており、羽田周辺をはじめとする空港外でもオフィスビルやホテルなども運営しているが、学生寮は初めて。

空港施設がお披露目した関東学院大学の国際学生寮=21年3月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 場所は京急の金沢八景駅近くで、関東学院大の横浜・金沢八景キャンパスからは徒歩2分。地上6階建て、1-2階が商業施設、3-6階が学生寮で、延床面積は9582平方メートルとなる。土地の所有者は関東学院で、建物を保有する空港施設が50年間運営する。海外からの留学生や地方から進学する学生などを対象に、最大400人が入居できる。

 個室4人分をセットにした「4人ユニット」が364人分、2人分をセットにした「2人ユニット」が24人分、1人分の「1人ユニット」が6人分で、シャワールームとトイレは2人で1カ所、個室は専用となる。

 1階あたり約100人が入居。4人ユニットでは、留学生と日本人学生が共同生活することを念頭に置いている。3階と4階、5階と6階が一部吹き抜けになっており、開放感があり、コミュニケーションを活性化する構造にした。

空港施設がお披露目した関東学院大学の国際学生寮=21年3月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

空港施設がお披露目した関東学院大学の国際学生寮=21年3月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 共用施設として、ラウンジやテレビルーム、シアタールーム、スタディラウンジ、デスクカウンター、コインランドリー、キッチンなどを用意。寮生だけが利用できるオープンテラス(中庭)があり、屋上には洗濯物を干せるスペースを確保した。

 1人あたりの費用は、4人ユニットが月額


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