ANAホールディングス(9202)は6月10日、新たに設立した投資管理会社がシンガポールで業務を開始したと発表した。アジア各国への投資管理業務と情報収集を行う。
新会社はストラテジック・パートナー・インベストメント(Strategic Partner Investment Pte. Ltd.)。登記日は6月3日で、10日から業務を開始した。資本金は12万シンガポールドル(約941万円)で、代表者にはエアアジア・ジャパン(WAJ)で社長を務めた岩片和行氏が就任した。
岩片氏はANAのアジア戦略室長から同社を退社した上で、WAJの初代社長に就任。昨年12月に会長へ退いた後、今年2月にANAへ復帰していた。
ANAHDでは新会社について、4月30日に発表した2016年3月期までの中期経営計画で、6月に設立する方針を示していた。対象となるのはアジアのフルサービス航空会社(FSC)や低コスト航空会社(LCC)、航空事業に関わる会社で、アジアへの投資を加速する。
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