エアバス, 機体 — 2013年6月3日 12:45 JST

エアバス、A350 XWB初号機のエンジン始動

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 エアバスは現地時間6月2日、飛行テスト用A350 XWB初号機(MSN1)のエンジンを始動したと発表した。5月13日に機体の塗装を終え、補助動力装置(APU)の起動に続いてエンジンを始動した。初飛行は今夏を予定している。

エンジンを始動したA350 XWB初号機=13年6月(エアバス提供)

 A350 XWBファミリーは3機種で構成。長距離路線を飛行でき、航続距離は最大1万5580キロ(8500海里)。座席数は標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席となる。エンジンはロールス・ロイス製トレントXWB(Trent XWB)を採用している。

 4月末までの受注機数はA350-800が92機、A350-900が414機、A350-1000が110機で計616機。就航は2014年下期を予定している。

エンジンを始動したA350 XWB初号機=13年6月(エアバス提供)

関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン

エアバス、A350 XWB初号機の塗装完了

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