全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは、5000人を超えるマイル会員からの2000万円近い寄付を活用し、3つの医療機関にウイルスを不活性化する紫外線ロボット「UVBuster(UVバスター)」を1台ずつ寄贈した。
マイルの寄付は、6月1日から30日までの1カ月間に、5499人から1983万5861マイルが寄せられ、1マイル1円換算で相当額を特定非営利活動法人(NPO法人)ピースウィンズ・ジャパンに寄付した。
ANAグループは同団体を通じ、UVBusterを3カ所の医療機関へ寄贈。東京都の東京医科歯科大学医学部附属病院と順天堂大学医学部附属練馬病院、大阪府の淀川キリスト教病院へ贈る。
UVBusterは、病院内を無人で自走し、高出力の紫外線を照射しながらウイルスや細菌を殺菌・除去するロボット。ANAによると、新型コロナウイルスを含むウイルスや細菌を不活性化することが実証されているという。
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全日本空輸
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